傘運ゼロ。
2007年 06月 18日
入梅です。
紫陽花が綺麗。
傘を新調しようかと思ってます。
でも高い傘は買いません。
なぜなら→
傘運にとことん見放された話。
五月のこと。
友達と久々にご飯。
友達が予約してくれた店は駅から徒歩10分。
駐車場は無い。
今日はよりにもよって酷いドシャブリ。
しかも暴風。
濡れるのヤダから店変更しようよ~
とはまさか言えない。せっかく事前に予約してくれたから行かなきゃ。
道中コンビニへ入る。出る。
僅か数分なのに…
もう傘が無い。
(-д-;)
しぶしぶ引き戻り、レジ脇の傘を買う。
サラリーマン風の黒い大きな傘と、ビニール傘の2種類。
一応迷ってみた。
夏も近くなると人に暑そうな気分にさせるのはいけない。
私はそう母に教わった。
夏らしさを演出…
そう、きっとある程度の透け感が必要。
つまり私はビニールをチョイス。
歩いて僅か数分…
見事に吹っ飛びました。
ビニール部分が傘からどこかへ旅立ち、骨部分は原形をとどめず、もはや、銀の棒を持ったずぶ濡れ女。
鬼太郎ムービーに出させてもらえるかもしれない。
銀の棒濡れ妖怪で。
友達のビニール傘は私よりも優秀なビニールなのか、辛うじてまだもちこたえている。
その友は私と傘の状況に爆笑していて、私を傘に入れてくれるという事に気が回らない。
すると傘は持ってるのに、ささずに道を颯爽と歩くお姉さんが私の横を通り過ぎる。
カッコイイ…
どうせ飛ばされそうになりつつも必死に歩くのなら、
このお姉さんのように「ささない」その方がはるかに賢明な判断だ!と思い、
ここはいさぎよく、ささない派に参加!
「さしたくともさせない派でしょ」とツッコミを入れる悪友・・・。
しかし更に雨が強まり、そのお姉さんが「ささず派」からアッサリ抜けがけ、さす派に浮気すると、急に孤独に…
いいところにスーパーがあったので、かけよって傘を探す。
幸い普通傘が300円。迷わず購入。
今度はかなりサラリーマン風な傘をゲット。
カラフルな花柄とか水玉とかもあったけど。
余談ですが、私が行っていた中学校高校はとても厳しい所で、傘にも、
「華美なものは避ける」という謎な規則があった。私はそのスピリットがいまだ残ってるのか、華美なものは避け、地味~な黒を選択。
今度は大丈夫!
でもこの日の風は侮れない。
また吹き飛ばされそうになる。
普通傘を買っておきながら、また同じミスをするという、ダサイ人には絶対になりたくない。
「HALさん、もっと風のキモチ読まなきゃ!!」
私の友達は風のキモチが分かる特殊能力の持ち主らしい。
「右ななめ前へ!」
「次は後ろ、やや左方向!」
傘を向ける方向を逐一指示してくれたおかげで、なんとか無事にお店に着いた。
でも激しい雨風でズボンはメチャメチャ。
髪もボサボサ。
なんだか凄い疲れた。見た目にもきっと出てたはず。
友達とその後話し合った結果、こういう日は雨合羽ズボン付き、長靴が一番偉いという結果に落ち着いた。
脱いだらお洒落であればいいのだから。
そのギャップでまた一盛り上がりしてくれれば本望だねと。
何も無い日の雨の庭を見るのは好き。
でも暴風豪雨に立ち向かう根性は私には兼ね備えていない。
店を出る時には、雨は止んでた。
また傘は無かった…
傘被害、本日3本目!!(゜Д゜;)!!
・敢えてささず派は結構悲しいものがある。・リーマン黒傘狙われやすし。
・華美な物は避けず、むしろ勇気を出して派手柄をチョイスしてゆけ。
・豪雨でビニール傘は、風を読むプロじゃなければ持つな。
雨と上手に付き合うポイント↑、みなさんよく覚えておきましょう。
by hal_musica
| 2007-06-18 23:40